江のブログ

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プレゼンで緊張しない方法11選 ~人前に出て話すのが苦手な人の恐怖心を和らげるには?

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 こんばんは,えの吉です。皆さんの中では,翌日にプレゼンテーションがあると前夜から緊張で落ち着かなかったり,寝られなくなったりした経験はあるのではないでしょうか。また,過去にプレゼン中に頭が真っ白になって言葉出ず,そのときの恥ずかしさや悔しさがトラウマのようになっている方もいるかもしれません。自分も昔そういう経験がありました。大学生のときの研究室の学会発表練習で頭が真っ白になって,言葉がでなくなったことがありました。また,それを克服後は会社に入ってからは逆に一言一句間違えないことに捉われるようになり,プレゼン準備に多大な時間を浪費する時期もありました。

 しかし,その後,メンタルやプレゼンの技術的な準備をすることで,最小の準備でナチュラルに論理的にプレゼンができ,また質疑のアドリブにも強くなりました。さらに,周りからはプレゼン上手と褒められるほどになりました。緊張はいまだにしますが,今では前日にゆっくり寝られます。

 そこで,今回はプレゼンの質を上げる方法論というより,プレゼンで緊張しない方法にフォーカスして記事にしてみました。今回挙げた方法は11と数が多いですが,一度に全部記憶してプレゼン前に反芻する類のものではありません。事前に呼んで自分に合ったものを,心に残るものを心がけていただくか,発表前の緊張状態で落ち着くものを見て貰えばいいと思います。

 

プレゼンで緊張しない11の方法

①緊張するのは自分だけじゃない事実

 緊張してくると孤独な気分になる場合があります。「周りはプレゼンしないのに,自分だけプレゼンがあって一人苦しんでいるなんて不幸だ」と思ったりしてしまいます。そして,惨(みじ)めな気分にすらなってしまう場合すらあります。

 しかし,大なり小なり殆どの人がプレゼンの前には緊張します。過去の他人の発表,前後の発表している人を見れば,声がうわづったり,余計な言葉を発したり,顔が紅潮していたり,なんらかのプレッシャーは感じることができるはずです。

 これは何も,他人の失敗を期待したり,喜ぶことを勧めているのではありません。緊張すると,体調が悪くなったり,手に汗をかいたり,顔が紅潮したりは,世界中の数えきれない人数の人たちが今この瞬間も経験している,という事実を知るべきではないでしょうか。そうすることで,緊張をこじらせて,孤独を感じたり、惨めな気分になったりと,過剰に辛くなることはなくなるのではないでしょうか。

②不安を客観視する

 自分がプレゼン前に不安で押しつぶされそうになっているとき,具体的に何を心配しているのか考えてみましょう。その『①場所』なのか,『②ギャラリーの反応』なのか,『③プレゼンの評価』なのか。

 不安の対象が①の『場所』の場合ですが,場合によっては荘厳な会議室だったり不慣れな場所だと,緊張が増幅する場合もあると思います。これは個人差が大きい部分だと思いますが,場所に緊張を感じてしまう場合は,自分が場所によって緊張感が増すタイプの人間であるというのは事前に認識しておいた方がいいと思います。気持ちの準備をしていれば,プレゼン直前に会場をみて気持ちが圧倒されることもなくなります。もう一つ重要なことは,場所がどこであってもプレゼンの目的は,自分の考えを「伝えること」です。そこだけに集中しましょう。

 不安の対象が②の『ギャラリーの反応』の場合,よく聞き手を「ジャガイモだと思え」とか聞いたことがあるかもしれませんが,自分はあまり賛成できません。プレゼンは相手が有ってのものなので,そこがおろそかになると,例えば壁ばかり向いて話すようなことになりますし,テクニックでカバーしてもすぐわかります。むしろ相手をより直視して,その相手に恐れを抱くのではなくて,その相手にいかに自分の考えを伝えるかに集中しましょう。

 最後は,不安の対象が③の『プレゼンの評価』の場合です。たしかに,プレゼンの結果は,自分の評価に影響はあるでしょう。ただ,それを言ってしまうと,どんな仕事も,未来の自分の評価に影響します。また,プレゼンはそんな仕事の1部に過ぎません。しかし、先々の評価を気にしていては,今日の仕事をしてもなかなかはかどらないでしょうし,実際毎日気にしてはいないでしょう。未来の評価を気にしてもパフォーマンスが下がるだけなので,今日の仕事に集中するはずです。プレゼンでも同様,今の仕事である相手に自分の考えを伝えることに集中しましょう。

 

③不安がなくなるまで準備する

  まずプレゼンの技術的な準備についてですが,これは不安がなくなるまで準備をしましょう。プレゼンの究極の準備は,「集中力を欠くような環境であっても,プレゼン資料を見ずとも容易に話せるようになること」です(内容がOKなことが前提ですが)。ここまで準備すれば,本番で失敗する可能性は限りなくゼロになると思います。しかし、これには相当の時間を要し,費用対効果が悪すぎます。

 そこでプレゼンで失敗しない程度に,回を追うごとに少しずつ手を抜いていきます。もし失敗したり,ギリギリだと感じたら,また準備の負荷を上げていきます。プレゼンは経験を積み,無駄な緊張をなくすことで必ずうまくなるので,時間がたてば準備の負荷は自然と軽減されていきます。準備の負荷がいつもでも減らない場合は,下記に書いた,プレゼンの作り方自体に問題がある可能性があるので,参照してください。

 精神的な準備は,この記事に書いたこと(特に,①,②,⑤,⑥,⑦,⑩)を実践できれば十分です。プレゼンの直前の準備ということでは,呼吸を整えることは重要です。これについては,呼吸法について書いた下記記事をご参照ください。 

giron.hateblo.jp

④伝えたいポイントをはっきりさせる

 緊張するプレゼンというのは得てして,自分がやりたくもないことを伝えるプレゼンの場合です。しかし,時には仕事でそのようなプレゼンもやらなくてはいけないときもあると思います。そんなときは,気の進まない内容でも,その中で伝えたいポイントをはっきりさせましょう。そしてそれを伝えることに集中しましょう。そうすることで,緊張することに頭が行かなくなります。

⑤プレゼンの目的を思い出す

 プレゼンの目的は何でしょうか?プレゼンな苦手意識のある人は,何か『緊張を強いられ,きれいな資料を披露し,質問者に問い詰められる場である』と捉えがちです。このタイプの人は,「この取り組みの目的は?」と会話の中でフランクに聞くとスラスラ答えられるのに,プレゼン形式になると突然詰まってしまったり,余計なことを話し始めがちだったりします。つまりプレゼンの目的を見失ってしまっています。

 プレゼンの目的は,「伝えること」のはずです。「伝えることが」が目的であって,分かりやすく伝えるための手段として,きれいな資料が必要だったり,伝えきれなかった事は質疑で伝えたりします。プレゼンに際して気にするべきは,「自分がこれを言い忘れたらどうしよう」という不安ではなく,「相手が理解できるように,わかりやすく伝えるにはどうしたらいいか」という戦略です。何かポイントを言い忘れたら,気づいた時点で付け足すか,質疑で答えればいいだけです。自分ではなく,相手(聞き手)のことを考えるべきではないでしょうか。

 

⑥緊張の恩恵も感じ取る

 本番の前には何回か自分でプレゼンの自己練をすると思います。タイマーで時間をはかったりしながら。自己練で本番より緊張する人はいないと思います。自分の場合特にそうなのですが,例えば15分のプレゼンがあったとして,自己練で最後までしゃべり切れることはめったにありません。「本番同様にリハーサルをする!」と意気込んでいても,途中で面倒になったり,ちょっと間違えただけで心が折れて止めたりして,ほとんど最後までたどり着けません。しかし本番では,そうなりません。何としてでも最後までやり切らないといけないし,やり切ります。

 つまり,ここで言いたいのは,プレゼンの本番中は,緊張感もそうかもしれないですが,集中力も半端なく高いということです。プレゼン本番中は,緊張のおかげで通常では到底得られないような集中力という恩恵を受けられます。必ずしも,本番前の緊張は害ではない,と思えないでしょうか?

⑦終わった後のリラックス状態を想像してみる

 プレゼンが終わったときに,緊張から解放されるとともに,「今ならもっとうまくできるのに・・・」と思ったことはないでしょうか。そして,「終わるとこんなものか」とか「なんでこんな緊張してしまったのか」と思うこともあると思います。昔の自分もそんなことがありました。

 あるとき,プレゼン前に,急に冷静になり,前回のプレゼン後の気持ちを思い出しました。「そういえば,前回のプレゼンは緊張してあっぷあっぷになりかけたけど,終わった後はなんでこんな緊張したのかな?と疑問に思っていたな。。」とか思っているうちに,ふっと緊張感が抜けていったのを覚えています。なぜ緊張が抜けたのかを分析してみると,プレゼン前後の自分を客観視できたためだと考えています。「前回のプレゼンの直前は緊張した,しかしその後にリラックスして何でもできる気持ちになった。また,イマイチと思っていたプレゼンも実は周りからは好評だった。これからのプレゼンもその繰り返しに過ぎない。」そう捉えると途端に肩の力が抜けたのを覚えています。そして,肩の力が抜けた結果,プレゼンは前回よりはるかに良い出来となりました。

⑧話しやすいプレゼン資料にする

  ものすごくしゃべりにくいプレゼン資料を作る人がいます。この場合,そもそも頭の中にあるイメージをプレゼン資料に反映できていないのです。なので,スクリプトをほぼ暗記しないとしゃべれないのです。スクリプトを暗記するとどうしても忘れたときに軌道酒精できなくなるリスクがあります。

 また,資料を作成する際も,手持ちの結果をぺたぺたと張り付けて,それに言葉をつけて,丸暗記するというやり方をします。このようなプレゼンは,本番から1か月も経てばしゃべれなくなります。その理由は,ストーリーや論理の組み立てがないからです。

 プレゼンを作る方法は,まずは伝えたいことを決めて,そこ後にロジックを組み立てストーリーを作り,分かりやすくするために図表など過不足なく足す,それだけです。また,スクリプトは書かないことをお勧めします。頭の整理のために書いてみたくなりますが,作ってしまうと頼りたくなり,逸脱したときに戻れなくなるリスクが高くなります。個人的には,スクリプトを書く時間があるならストーリーを体に染み込ませるほど話す練習をした方がましだと思います。

 

⑨自分ではなく聞き手のことを考える

  ここまでも繰り返し書いてきたことですが,プレゼンの目的は,考えを聞き手に「伝えること」のはずです。誰にプレゼンするかで,プレゼンの内容は当然変わってきます。相手が多数の場合は,メインターゲットに合わせます。相手に合わせて話す内容の準備をして,本番では相手がわかり易いように説明をすることに集中する。このプロセスの中で,自分のことを考えて緊張している暇はありません。

⑩成功の基準を再定義する

 プレゼンの成功の基準を無駄に高く設定してしまう場合があります。自分も昔はそうで,一言一句,想定した内容から逸脱したら失敗だと思ってプレゼンの準備をしていました。こうすることで過剰に不安を感じ,それを克服するために過剰な準備をして疲弊していたのです。

 この原因として過剰に他人の評価を気にしていた当時の自分の性格もあったのだと思います。これはこれで,プレゼンに関わらず解決すべきもう一つの課題です。

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 繰り返しになりますが,プレゼンの目的は相手に伝えることです。プレゼンによっては,何か個人の評価や賞の獲得がかかっていることもあるとは思います。しかし,評価する側の気持ちになってみると,言い間違いとか,ちょっとしたフリーズなどの細かいところは成功・失敗の判断基準になることはないのではないのでしょうか。とすれば,成功の基準を高くし過ぎることは費用対効果が悪すぎます。伝えたい内容を練り,ストーリーを組み立て,それをわかりやすくする,それを本番で冷静に伝える,これらができれば十分成功だと言えます。

⑪何度も成功する

 ここまで書いたことを実践すれば,失敗することはまずなくなってくると思います。しかし,過去に失敗した経験,しかけた経験(自分でも話している内容が飛びかけて焦った経験など)があると,どうしても失敗が怖くなり、緊張してしまいます。私自身も昔はそうでした。しかし,何回も成功していくと,さすがにもう大丈夫なのではないか,と思えてきます。そう思うことで、プレゼン前に緊張はどんどん小さくなります。さらに成功を繰り返すことで,いずれ集中力を高めるのに必要な適度な緊張感として,逆に力を与えてくれると感じる日がやってきます。

おまけ:緊張感がなさ過ぎて困る場合

 ここまで書いたことを実践すれば,この記事の本題であるプレゼン前の緊張というものは克服できると思います。しかし,緊張を克服しすぎると,逆に,プレゼン前に緊張感がなさ過ぎて必要な集中力も高められない,という困った状態となります。緊張して前日良く寝られないという状態を思い返せばとてつもない進歩ですが,これはこれで困ったものです。しかし,この場合の対処は簡単です。単純に意図的に準備不足にすればいいです。これでうまくいけば,プレゼンの準備時間をさらに短縮できますし,うまくいかなければ,また程よい緊張感が生まれてきます。10回のうち1回失敗した程度では,人はいちいち覚えていません。このようにプレゼン前の緊張感をコントロールできるようになれば,もうこの話題からは卒業ではないでしょうか。

まとめ

  今回はプレゼンテーションで緊張しない方法について記事にしてみました。多くの対処法を記載しましたが,いくつかの項目で共通している最も重要なことは,プレゼンが苦手な人はプレゼンの本来の目的を見失って,「プレゼン=緊張する場」になってしまっていることです。「プレゼン=伝えること」であることを再認識し集中するだけでも,緊張の度合いがだいぶ変わってくるのではないかと思います。

 記事は以上になります。長文を読んで頂きましてありがとうございました。