江のブログ

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呼吸法による睡眠改善・ストレス低減のアプローチ:「呼吸で心を整える」の読後感想

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 おはようございます、えの吉です。今日は呼吸法について紹介します。

呼吸で心を整える」 (フォレスト2545新書) は,2016/1/7発売の著者:倉橋竜哉氏の新書です。熟睡の確率のあげようと思って買いました。睡眠って,日々の充実感,幸福感に関わると思うので,本当に重要だと思います。

 

 本書に書かれている呼吸法のテクニックはいたってシンプルです。息をゆっくり吐いてからとめて,自然に息を吸い込む。吸い込んだらまた息をゆっくり吐いてから止める,を繰り返す」ということです。普段は,息を吸ってから止めるが(これも普通の行動ではない気がするが),吐いてから止めるという,通常と逆の順番をやります。あえて順番を逆にすることで,普段無意識でやっている呼吸を,意識的にやるようになります。これらにより,呼吸自体でリラックスする効果と,不安・悩み・ストレスから意識を逸らすことができるようです。(少なくとも私はそのように理解)。

 以降は,同じことを何度も書いているんですが,いろんなシチュエーションに使えるということで冗長感はあまり感じないで済みます。ここは書き手のうまさなんだと思います。実際,この呼吸法を取りいれると,落ち着いたり,いやなことがあってもやるべきことに集中できる感覚は確かにあります。

 また読み進めて思ったのは,この手の本にありがちな,暗示に頼ったような胡散臭さがなく,呼吸自体でリラックスする効果と,意識を不安から逸らす効果”のような,なるほどあってもおかしくないなと思わせる,論理的,科学的な説明が多いです。

 まとめると,もちろん個人差があるので万人に効果があるとは言えないかもしれないですが,少なくとも言っていることの筋は通っているので,試してみる価値はありそうです。

 睡眠を改善したい,ストレス減らしたい,集中力が欲しい,などのテクニックが欲しいと思われる方は,本書を手に取ることをお勧めします。