江のブログ

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他人への妬み嫉みを無くす方法 6選~ 人生を不幸にする悪感情を止めるには?

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 おはようございます,えの吉です。今日は妬み・嫉みの感情についてです。

 皆さんは,会社での同僚と比較した評価,学校での同級生との成績,試験(受験・資格)結果の比較に息苦しさを感じることはないでしょうか?

 評価というのは順番で決まってしまいます。つまり,「絶対評価」ではなく,「相対評価」で決まってしまいます。このような競争環境にいると,自然と妬みの感情は芽生えていきます。「あの人さえいなければ・・・」。この思いは,実際相手が消えることが自分の評価が上がるだけにやっかいで,『なんてことを考えているんだ・・・』と罪悪感や自己嫌悪に陥ります。

 妬み・嫉みの結果抱える『罪悪感や自己嫌悪』は辛い感情です。なぜなら自分が敗者であると認めることになるからです。また,自分に対する自信もなくなっていきます。

 そこで今回は,そんな妬み・嫉みを低減する5つの方法ついて書いていきたいと思います。

 関連して,より具体的に他人の成功に嫉妬してしまう感情への対処法は下記記事にて詳しく扱っています。良かったら読んでみてください。

 

妬み嫉みを無くす6つの方法

①妬み嫉みの原理を理解する

 最初に書きましたように,妬み,嫉みの原因は他人との比較です。

比較する項目は,仕事の評価,友達の多さ,異性との関係,学校の成績などなど様々です。また,その優劣は,相対評価で決まります。相対評価である以上,順番がついてしまいます。

 しかし,このシステムで全ての項目で1番になることは原理的に不可能ですし,人はその全てで1番になれないことをよく知っています。そして,どの項目で頑張るかを自分で決めて,その中で相対的な居心地の立ち位置を無意識か場合によっては意識的に決めます。

 どこに居心地の良さを感じるは,自分が決めることです。もし,自分で決めた「頑張る項目」「その中での立ち位置」の中で,妬み,嫉みを感じて不満が多いなら,その基準を変えればいいのです。

つまりは,自分で妬み,嫉みの感情はコントロールできるということです。

ポイント

妬み嫉みは,自分自身で勝手に作った基準に未達だから。ならば基準を変えればいい。

②自分自身を受け入れる

 原理を理解したら,次に自分自身を見つめ直します。

 妬み・嫉みを感情をもつとき,人は,他人の目や自身の感情に支配され,冷静に状況を判断できなくなります。そこで,まずは自分自身が何者か,冷静に見つめましょう。自分自身について知ることは,自分を受け入れることになります。自分自身を知るには,自分が何者であるかよく観察します。自分がどうあるべきか,どうあるべきでないかではなく,現在の自分自身を受け入れることです。

 自分自身の良い面はないでしょうか?あることが得意だったり,誰かに好かれていたり,個性を発揮できるとだったり,必ず一つ以上はあるはずです。

 また,自分がなぜ嫉妬しているか,にも考えを巡らせます。いつも自分と他人を比較ばかりしていないか?嫉妬の背景には,怯えたり,裏切られたり,安全を脅かされたり,と恐怖心があることが多いです。生活の中に,そのような恐れの原因があるのではないでしょうか?

 このように客観的に自分を見つめることで,自分が何者か,嫉妬の原因が何かが分かってきます。

③他人との比較を止め,過去の自分と比較する

 自分を冷静に見つめることができたら,自分自身がどうなりたいか考え,なりたい自分をきっちり定義します。まず,自分自身の基準を確立し,それに近づく努力をしましょう。自分自身がどんなモノを持っているか,どんな成果を上げたかではなく,なりたい自分に近づいているかどうかで判断します。

 先に述べましたように,誰しも,会社での評価,学校での成績,試験(受験・資格)の合否など,競争に晒されています。社会的なプレッシャーは不必要にイライラを募らせます。これがより,妬みを増長します。誰か他人が自分より評価を得たとき,より嫉妬し,自身を無価値に感じさせます。

 比較する対象を変えましょう。他人ではなく,昨日の自分と比較するのです。なりたい自分に近づく,成長の過程に集中するのです。他人と比較するこは,敗者の思考です。

④初期の羨みを悪感情化させない

 人間関係の初期には,良い意味での『羨み』は誰にでも起こります。『良い意味』での『羨み』は,個人に目標を設定させて,活力源にすらなります。

一部の人はこの状態を継続できますが,うまくコントロールできないと,いつしか妬みが悪感情化します。そして,人間関係が壊れていきます。

こうしないために必要なのは,他人を信頼し,かつ慎重,正直でいることです。

 他人信頼をキープし続けることは簡単ではないです。なにも,常に盲目的に他人に従えといっているのではありません。とても壊れやすく,不完全なものを扱っているのだという認識をもって,信頼を持ち続けるのです。

嫉妬に重要なのは感情コントロールです。他人への信頼を持ち続けられるということは,自信の表れでもあります。

 嫉妬を感じず生活し続けるのはとても難しいです。しかし,それをコントロールすることで,悪感情への転化を止めることができます。

ポイント

感情をコントロールして,自己への低評価を妬みに転化させない。自身の課題解決の原動力とする!

⑤他人に嫉妬するなら自分の成長戦略を考え・実行する

 なにかインスピレーションを得るために他人を参考にするのは悪いことではないです。問題は,他人が成し遂げた結果について,つまり成果について追い求めることに終始することです。もし他人の成果が気になって仕方がない場合,それを実現するための『オリジナルの』戦略を立案し,それを実行することに集中しましょう。過程すらもマネすることは,二番煎じになり,うまくいかないことが多いですし,そもそもつまらないです。

 

⑥そもそも妬みの対象なのか考える

 何度も言いますように,妬みの感情は,敗北を感じさせ,誰もが共通して持ちたくないと思う感情です。しかし,言い方はよくないないですが,単に第三者的に成功者を妬んでいる自分自身には,なんの社会的な責任もありません。新しいことにチャレンジしている訳でもないです。

 しかし,成功者の多くがそうであるように,成功するために社会的責任を負ったり,新しいことにチャレンジするということは,とても大変なことです。ですので,成功者の成果のみ着目するのではなく,その過程で必要な,重い決断,社会的な責任,というところにも目を向けてみてはいかがでしょうか。フェアに判断することで,そもそも嫉妬する対象であるかどどうかも変わってくるのではないでしょうか。逆に,自分が安全サイドにいることを捨てるのであれば,単に成功者の結果を羨むのではなく,そのために何をしなければならないか?に目が向くのではないでしょうか?

まとめ

 今回は,妬み・嫉みの感情について記事にしてみました。これらは,人生をつまらなく,無価値に感じさせてしまう実にやっかいな悪感情だと思います。自分自身にとっても大きなテーマですので,今後より実戦的な内容の記事も書いていきたいと思います。記事は以上になります。最後まで読んで頂きましてありがとうございました!