江のブログ

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【消費税】嫌でも国全体を考えて増税に賛成する人はいないのでしょうか?

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 こんばんは,えの吉です。今回の記事は消費税についてです。

 新しい法案が可決されると賛否両論ありますが,消費税(率アップ)については,国民がほぼ一致して反対だと思います。マスコミが消費税にネガティブな意見を流布しているのもあるのかもしれませんが,国民の消費税反対を後押ししているようにも見えます。結局マスコミの意見も大衆迎合で,根は大衆の考え方です。それではなぜこれほどまでに消費税が憎まれるのか,考えてみたいと思います。

 

 

消費増税に対する世間の反応

 日本人は、経済のことになると、全く連携が取れなくなり、自分勝手な感情にまかせた議論がまかり通ります。

 日本人はもととも、出る杭を打つ文化なので,反体制がマジョリティとなったときの権力たたき,政府叩きが大好きです。特に消費税増税などは,政府たたきの格好の対象です。

giron.hateblo.jp

 

 世論の反対意見を見ていると,

『消費税があがると出費が増えてイヤだ!』という子供みたいな論理がまかり通っているように見えます。

 これはさながら,感染症を引き起こしている国民自身が「感染拡大は人災(政府のせい)だ!」といって怒っている姿に似ています。

giron.hateblo.jp

 

 新聞,テレビなどのメディアやそこに登場する経済学者,評論家は,増税を失政と批判して,まず「増税=反対」という思考しか持ち合わせていない人たちをいち早く取り込み,さらに煽ります。そして,知たり顔で「デフレ脱却前の増税で消費が冷え込む」などと国民に恐怖を植え付け,増税に否定的な空気を形成していきます。

 

 その結果,国民は増税前に予定調和で買占めを行い,ネガティブな気持ちのまま増税開始に突入するから,増税導入後はものの見事に消費が冷え込みます。これまでの経済政策は,このようなメディアの扇動と国民の呼応によって,毎回お約束で失敗しているように見えます。

 

全体を考えての敢えての増税賛成とその後の消費構造

 ここで個人的な意見を言います。

  • 消費増税は明らかに今後崩壊すると言われている年金の問題への対処方法の1つであります。
  • また,仮に増税が決定されたらなら,日本経済を考えたときにダメージが少ないような消費行動を取りたいと思っています。つまり,多少自分はそんでも買占めはしたくないし,増税後の買い控えもしたくないです。メディアに煽られなければ,実施の損はそれほど大きくない場合が殆どだからです。

 

  日本人は、しばしば他人に敬意を払う協調性の高い民族だと海外から評価されます。2011年3月の震災では、危機的状況でも冷静に行動し、辛いときでも他人のために我慢し、国民が一致団結した雰囲気がありました。

 

 一方、一部の外国人からは「日本人はロボットのように決められたことを形式的やっているだけで本当に誠実な訳ではない」と否定的に評価されることもあります。
 消費税に対する日本人の反応を見ていると,確かに,真に他人に敬意を払う自己犠牲精神の強い国民というイメージはウソではないかと疑いたくなってしまいます。

 

 震災時にそうであったように本当に現在、そして未来の日本全体を良くしたい気持ちがあるのなら、「少々苦しくてて、将来の日本経済のために,将来の子供たちのために僅かでも余計にお金を使ってみよう」という気持ちがあってもいいのではないかと思います。少なくても私はそのように行動したいと思っています。

今後期待したい世の中

 自分はこれまでメディアで,「増税が決まった以上は,増税後も消費が低迷しないように努力しよう」と提案するオピオニストを一度も見たことがないのは不思議です。

 

 デフレ脱却前の消費税はどうもデフレ悪化に繋がる気がするので個人的には反対でした。しかし、それが決まってしまった以上をこれ以上悪くならないように行動するのが日本人がとるべき行動なのではないかと思います。

 だから自分は増税前に買占めはしないし,増税後でも経済を冷え込ませないように変わらず買い物はするつもりです。

 

 今後は政府の回しものと言われようと,「増税=反対」の人に嫌われようと,勇気を出してそのように発言をするオピオニストが現れて欲しいと思いますし,真に日本の将来を見据えた世論が適切に形成されることを期待したいと思ってます