江のブログ

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【父と娘の関係を描いた映画】Amazonプライムで最近観て感動した無料映画3本の感想

今回は最近Amazonプライムで観て感動した無料映画が数本あったので記事にしました。

 自分自身,5才の娘を持つ父親ですが,娘は自分の命よりずっと大事な存在です。自分だけでなく,日本,世界中のお父さんも,娘を思う気持ちは同様に半端ないと思います。そんな状態で,父親と娘の関係が描かれた映画などを観ると,心に刺さりまくりで,直ぐに涙腺が緩んでしまいます(笑)昔ならなんとなく観ていたシーンでも深く感動してしまいます。

 そんな中,最近暇つぶしにAmazonプライムで無料で観られるということで,夜な夜な好きなSF映画を観ていたら,父と娘との絆の場面で思わず目を潤んでしまう映画が数本ありました。その中でおススメできる,3本の映画について備忘録的に振り返ってみようと思います。

 

最近鑑賞した『父と娘の絆』モノのAmazonプライム無料映画3本

①インターステラー(INTERSTELLAR):2014年

クリストファー・ノーラン監督の世界的にも評価の高いSF作品です。

 

物語は近未来の地球。食糧難で絶滅に危機に瀕した人類は,居住可能な新たな星を探し始めます。元宇宙パイロットでもあり,父親でもある主人公は,その探索隊に選ばれますが,人生の選択に苦悩します。宇宙に合ったら二度と地球に帰れない可能性が高い,しかし宇宙に行かないと人類は滅亡する。

最終的に,主人公は地球の未来である子供たち世代のため,そして何より娘自身の将来のため,二度と会えなくなるリスクを背負って,宇宙への旅にでます

 このまま娘に一生会えなくなるなど考えられない,娘だって父親がいなくなったら悲しむに違いない。

自分なら自身の感情を優先して,地球に残る選択をしてしまうのでは?と思います。

しかし一方で,これは自己中心的な考えであって,本当に娘のことを思うなら可能性は低くとも,娘の住む地球を救うべき・・・

自分と置き換えて,この父と娘の別れのシーンに人知れず涙が流れます。。

 

 そして数々の山場や謎解きを経て(だいぶ飛ばして)終盤,地球上の人類を宇宙ステーションへの脱出させる術を見つけるとともに,ついに地球外に住める星を発見します。

 人類を救った主人公は宇宙ステーションに帰還し,娘と再会します。しかし,宇宙と地球という時の流れが異なる時間を過ごしたことで,娘はすっかり年老いしまっています・・・ハッピーエンドなんですが,素直に喜べない,なんともやりきれない気持ちになります・・・

 

大体ストーリーとしては以上で,父親と娘の関係にフォーカスして場面を紹介しましたが,親子以外の愛情や感情や,サスペンス要素,そしてちょっと切ないラストなど、いろんな楽しみ方ができる作品でした。

②トゥモローウォー(The Tomorrow War):2021年

 正直どちらかというこれはB級映画に近い作品だと思います(笑)しかし,無料のためかAmazonプライムビデオで最大規模の再生数を記録し,続編企画も立ち上がったとされている作品で,単純にエンターテインメントして楽しめました。

 

 話は現代の2022年,突如として未来の地球からやってきた武装した兵士たちが現れます。未来の地球ではエイリアン攻撃により人類は存亡の危機にあり,過去の人類の力を借りるためにやってきたとのこと。数年後に病気で死ぬ運命にあることを知らされた主人公は,(どうせ死ぬということで)半強制的に未来での対エイリアンとの戦いに加勢することを要請されます。

 未来での戦いで死亡したら二度と現代に戻れなくなるリスクがあることに葛藤します。しかし,最後に運命を受け入れて,娘たち家族に別れを告げて,タイムトラベルし未来の戦地に赴きます。

 インターステラーもそうですが,ある日を境に,二度と子供と会えなくなる別れの決断しなければならない場面というのは,親としてとても心に堪えます。。。

 

 その後,タイムトラベル後の未来では,作戦本部からの指令を受けて活動し,なんとか生き延びて最初の任務を遂行します。

 自分の運命を受け入れて,未来の世界の戦闘員としての第二の人生を歩み始めた頃,作戦本部の大佐(女性)が自分の娘の将来の姿であることが判明します。

 あんなに無邪気で子供そのものだった娘が,未来では地球を守る立派な女性に成長している。。もし,自分に置き換えて,離ればなれになった娘に20年後に再開し,小さいときの面影を残しながらもすっかり頼もしい大人に成長した娘に再開したとしたら・・・そんなことを考えると胸が熱くなりました。

 

物語としてここまでが序盤で,中盤以降は父と未来の娘の共闘によりエイリアンを倒しえていく物語になります。

個人的な胸アツポイントは,序盤の未来での娘との再会シーンでしたが,これ以降の話も少しB級ライクですが単純に楽しめる作品となっています。Amazonとかの評価を見ると中の上といったところで他にこれより評価良い作品もたくさんあります。が,SF好きな方,上で書いたようなポイントが気になる方には,おススメできる作品です。

③メッセージ(Arrival):2016年

 おまけ的に最後の1作品です。こちら母親と娘の関係性がキーとなる映画で,父と娘の絆とは違うのですが,娘の存在がストーリー上非常に重要なのと,終盤の種明かしの伏線が良くできていたので挙げてみました。

 まずストーリーの概略はAmazonの紹介にある次の通りです。

突如地上に降り立った巨大な宇宙船。謎の知的生命体(エイリアン)と意思の疎通をはかるために軍に雇われた言語学者のルイーズ(エイミー・アダムス)は、物理学者イアン(ジェレミー・レナー)とともに、“彼ら”が人類に何を伝えようとしているのかを探っていく。そして、その言語の謎が解けたとき、彼らが地球にやってきた驚くべき真相と、人類に向けた美しくもせつないラストメッセージが明らかになる――

出典:Amazon

 

 この映画では,冒頭の最初のシーンで,主人公(ルイーズ)には一人娘がいたが,その一人娘は大人になる前に時期に病気になり死んでしまう,というショッキングな『記憶』が語られます。

 この後の展開では,娘のことと,全く別の事象のようにエイリアンとの一進一退のやり取りが進行します。そして終盤にエイリアンたちが地球に来た目的が分かったとき,無関係に思えば娘の死とストーリーが結びつき,『記憶』がより切ない出来事に変わっていきます。

 これだけだとなんのこっちゃ分からないと思いますが,他の作品では見られないタイプの秀逸なネタばれだったので,よくできた作品として感心するとともに,とても感動できました。

まとめ

 今回,最近Amazonプライムで観て感動した「SF×父と娘の絆を描いた映画」3本について感想をまとめました。実際観てみると,これまでも父と娘の絆が主題のあるいは関連場面を描くシーンは見てきたはずですが,自分が娘を持つ父親となることで,だいぶ刺さり方が違うなということ。同時に,日々のすさんだ気持ちから,やさしい気持ちになれた気もします(笑)