私は鎌倉に住んでいるので,それほど通勤時間は込まないんですが,それでも月一くらいの頻度で,肩がぶつかる,ぶつからない,わざと,わざとじゃ無いが原因でにらみ合いのトラブルになっている人たち(たいてい中年男性どうし)を見たりします。最悪の場合,ど突き合って警察沙汰になっているのも見たりします。こういった朝の争いの風景を見ると,実に残念な人たちだと思ってしまいます。
肩がぶつかる2つのケースと対応方法
状況を冷静に考えてみましょう。仮に肩をぶつけられたとしましょう。すると可能性は2つのうちどちらかしかないです。
- 不注意でぶつかった
- わざとぶつけられた
1の場合,これはわざとでないのだから,しょうがないでしょう。あんまりひどくぶつかれば謝ってほしいけど,不注意なのだから仕方ない。通勤時間で込んで状況もあるんだし,となります。
なので,正しい対応はなにもしないです。
2の場合は,しょうがなくない(意図的)から怒るのか,となるでしょうか。いえいえ,わざとぶつかってくるのだから,完全に頭がおかしいと思います。わざわざぶつかりに行っているのですから。変な人だとすると,これは相手にしないほうが身が安全ですね。だって,わざとぶつかる人間に,話をして正そうとしても,聞いてくれるはずがないですから。なにかリアクションするだけ無駄です。
なので,こちらの場合も正しい対応はなにもしないです。
つまり,もし肩がぶつけられるという状況があった場合,『何もしない』以外の対応の解はありえないです。世の中,白黒つけられないことはたくさんあるけれど,この件に関しては,つけられます。何もしなければいいんです。ちょっと考えればわかる話なのに,中年が年を重ねてもそのことに気づかずに,いい年して喧嘩しているのをみると悲しくなってきます。
もちろん上記はすべて,自分が肩をぶつけられる被害者の立場の場合ですが。加害者の場合は,賢明な皆さんはもちろんわざとぶつかるなんてことはないでしょうし,誤ってぶつかったらすぐに謝ればいいことですよね。とても簡単な話です。簡単なのですが,毎朝,いつもどこかで,当たった当たらないの争いが繰り広げられていると思うと,世の中って簡単には変わらないのかなぁ,と思ってしまう今日この頃です。
まとめ
今回の議論ですが,自分や人の行動を冷静に,客観的に考えた場合の話です。気に障った瞬間に思わず怒ってしまう,手を出されたらやり返してしまう,いわゆる「アンガーマネジメント」ができていない人が世の中にはいます。実は,無関係と思っている自分自身も,何か時期やタイミングが悪いと,そのレベルに落ちてしまう可能性があります。
そうならないよう,瞬間的な怒りの鎮め方について次に記事に書いています。良かったらご覧ください。