こんばんは。大企業社員として勤めて15年強,管理職をやっていながら1年前から副業でブログをやっています。最近は,こちらの雑記ブログと別にやっている特化ブログで月6万PV(1日平均2,000PV)を達成,収益は月4万円を突破しそうです。
それではブログに凄く時間かけているかということ,記事アップはせいぜい週に1度くらいです。
これは別に少ない努力を結果を出していることを誇っている訳ではないです。言いたいのは,自分が大企業の社員であるがゆえに,本業への悪影響なく,ブログ副業で効率良く結果が出せていると思っているのです。
そこで今回のお題ですが,「なぜ大企業管理職×ブログ副業が最高の組み合わせと思うのか」について書いてみました。
1.大企業管理職x副業(ブログ)が最強と思う理由
①大企業管理職は『書類作成ワーク』が多く,副業ブログと相性が良い
大企業に入ると,とにかく書類作成ワークが多いです。期初の計画,中間報告,期末報告は当然のこと,月次の報告,週単位の業務報告など,とにかく本業がおろそかになるくらいに書類ばかり作る必要があるのです。
管理職になると,もはや書類作成が本業になるくらいです。
その結果,無駄に書類作成能力がつきます。特に研究職を含む本社勤務の社員は顕著で,社内の事業部勤務の人や,社外の大学と方たちと付き合うと,文書力にはっきりと差を感じます。
せっかくならその文書作成能力を,同じく文章作成がメインの副業ブログに使おうという話です。
大企業で文書作成を長年鍛えられると,文の質もそうですが,文書の論理構成を決めたり,文章を書きあげるスピードも速くなります。また,ブログで仕事とは異なる「柔らかめの文章」を書くことで,逆に仕事にも生かすことができるのです。
無駄に高い文書作成を鍛えることに意味があるかどうかは置いておいてですが・・・
②大企業は残業が少ないので副業に時間を割ける
一般のイメージと異なるかもいれませんが,大企業は残業は少ないです。
国を挙げて働き方改革が導入されてから,国に従順な大企業はかなり厳格に残業を制限しています。
その結果,大企業で事業部長クラスになるとかなら別ですが(というかなってないので分からない),それ以外の部長以下程度の管理職であれば,残業しなくても非難されません。
定時で帰っても,『成果さえ出していれば問題ない』という雰囲気なのです。。これはここ10年位で本当の大きく変わったところです。
話を戻しますが,もし残業次第で事業部長クラスになれたり,そこで忙しくなることを厭わないのであれば残業した方がいいです。
しかし,そういった確率的にもレアなケース以外は無駄な残業はしないで,その時間を副業に回した方がお得です。
そして副業をどれにするかの選択のときに書類作成の多い大企業社員に向くのが,自分のペースで進められるのがブログなのです。
③本業の「隙間時間」で少しずつ確実に進められる副業ブログ
大企業は残業が少ないと書きましたが,『成果』を出すことは求められます。
平均的に残業を1日1時間程度に抑えることが可能ですが,特に管理職ともなると責任も伴うので,時期によっては忙しくなります。要は,要領よくやれば残業は平均的にかなり減らせるが,忙しいときはやっぱり忙しいということです。
そんなときに,時間を拘束される類の副業ができるでしょうか?
副業としてのブログは資産ブログ(検索エンジンで上位表示される記事を多く持つブログ)であれば,価値の記事の蓄積が全てです。
良く勘違いされますが,副業としてのブログは毎日書くといった習慣は必要ありません。
時間があるとき,書きたいことがあるときに,少しずつ記事を書き進め,記事数を溜めていけば良いのです。その書き溜めた結果(=記事)のみが重要です。
ですので,期限や締め切りといった時間に一切拘束されることなく,コツコツと自分の都合に合わせて,一日10分ずつでも確実に前に進めることができる。それがブログです。
2.大企業社員でブログが向く人/向かない人
最後に,大企業社員の中でお,副業ブログが向くタイプ,向かないタイプあるので説明します。
ここまで書いてきて,なんとなく分かってもらえると思うのですが,まず向かない人です。
向かない:大企業の業務にやり甲斐を感じている人
大企業でも自分のミッションへの熱意に燃えている人は,副業(ブログ)はあまり向かないと思います。優等生タイプに多いと思うのですが,どんな雑用も意味がある,と考え,全力でやりたい・やれるような人です。
要は,1日の時間をどう使うか,という話です。大企業の仕事が楽しいと思える,充実していると思うなら,わざわざそれを止めてまでブログを始める必要はないと思うのです。
向かない:ブログをメインの生計にしたい人
あまりいないと思いますが,ブログメインで生計を立てようとしているなら,大企業と副業の組み合わせはベストとは言えません。
ブログの全力投球して大企業収入以上稼げるなら辞めた方がいいかもしれません。
むしろ,ブログの全力投球して本業が疎かにになることが問題です。
大企業で仕事ができない人への風当たりはなかなか厳しいものがあるので,おすすめしません。
向く人:大企業の仕事に飽きている人・辞めるつもりはないが何か変えたい人
向く人ですが,上記2つの裏のタイプですね。
大企業でそこそこの結果をだしつつも,仕事に飽きている人や,時間に余裕のある人です。そして,何か自己主張したり,自分を発信したい人も向いていると思います。
大企業にはこのように考える人は沢山眠っていると思っています。そして,よく物を考えている人ほど、真面目にやるのが馬鹿馬鹿しいと気づいていて,何かを変えたいと思っているはずです。もちろん口には出せませんが。。
収益面での狙いどころで言うと,大企業の本業のサラリーをメインとして,あくまで副業はその補助くらいの位置づけにしておくのが良いと思います。
そうすることで本業に悪影響を与えなくてすみます。
実際のところブログはコツコツと積み上げていけば成果は青天井と思いますが,本業と同じくらいのレベルになったらそのときはまた次の考えればいいと思います。
現在の自分もまだ本業手取りの1/10にも満たないので,当面のこのような姿勢で気楽にブログと付き合っていこうと思っています。
3.まとめ
今回は,『大企業サラリーマン(管理職)x副業ブログ』の組み合わせが最強と思う理由について記事にしてみました。
実際,大企業に20年近く働いてみて,会社しか世界がないと思い込み,会社にしがみつくために新人でもできるような簡単な雑用をしている管理職,やらなくても良い努力を頑張ってして報われない同僚,をたくさん見てきました。
自分は,そういった人達を救いたいということもあって、この記事を書いています。
この時期が,ブログという選択肢があることに気づくきっかけになり,大企業社員が副業をやり生活をより豊かにするような世の中になって欲しいなと思っています。