江のブログ

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【テレワーク・作業集中】簡単に防音!断熱! ドア・扉の下部分を埋める『隙間テープ』を試してみた

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 テレワーク用の自室の仕事環境の改善のために,ドアの下部に貼るタイプの『隙間テープ』を試してみました。

 以前の記事では,『音を出す側』である扉の開け閉めの音を低減するアイテムについて記事にしました。

  今回は,さらなる防音性能アップのため,『音を受ける側』である仕事部屋に届く音を低減するアイテムとして『隙間テープ』を使ってみて,大きな効果を感じられましたので紹介してみたいと思います。

giron.hateblo.jp

 

 

ドアまわりで音漏れする場所

 一般的に隙間テープとして一般的なのは,ドア枠の戸当たり部分に貼る,次のようなタイプのアイテムです。

しかし,最近のドアはデフォルトで,戸当たり部分に次のようなモヘアタイプの隙間シールがついていたりします。そのため,ソフトに閉められ,かつ音漏れも抑えられます。

 

 我が家の自室のドアでいうとこんな感じです。クッション性良く,防音効果のあるモヘアタイプの隙間シールが最初からドアの戸当たり部分についていました。

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ドアにデフォルトで取り付けられている,『モヘアタイプの隙間テープ』

 しかーし,これでもこのドアは音が漏れ漏れなのです。。それはなぜでしょうか。 

 

 防音ドアでない限り,一箇所だけ音漏れするパスがあります。その音漏れする箇所はドアの下部分です。

ポイント

『ドア下』は意外と見落としがちな,「音漏れ」,「冷/暖気漏れ」の原因です!

なぜかと言いますと,ドアの下は沓摺(くつずり)という部分があります。仮に,ここにそれなりの厚みの戸当たりや,隙間シールが貼られていたら邪魔ですよね。つまずいて転んでしまいます。

 つまり,どうしてもドアの下部分には,ドアと沓摺(くつずり)の間に隙間ができてしまうのです。

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ドアの下部分:沓摺(くつずり)

  では,ドアの下部の隙間による音漏れの影響はどれくらいあるでしょうか?

 これは,音で判断するのは難しいのですが,上下左右の隙間近くに手を当ててみるとわかります。ドアの下部でスース―と風の流れを感じると思います。これは冬の寒い時期だとより分かり易いです。

 このように、ドアと沓摺の間のすきまから,空気や音の出入りが無視できないほどあることが実感できると思います。

 

おすすめ隙間テープ

 これまでこのようなドアの下部分の隙間のフォーカスしたアイテムというのはありませんでした。実際,これまで大型のホームセンターを訪問して探してきましたが,そのようなアイテムは見つかりませんでした。

 

 そこで,今回おすすめしたい,ドアの下部の隙間による防音にフォーカスしたアイテムが,次に紹介する隙間テープです。

 

 

 摩擦に強く,しなやかでコシのあるシリコーン(樹脂)素材でできていて,ドアと床に隙間を埋めてくれます。床と接触するように設置しても床を傷つけません。またシリコーン部分が3層構造になっているので,しっかりと音および冷気の侵入を防いでくれます。

 

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隙間テープの概要(Amazon.com)

 これ以外に,セロハンテープのように使えて,より安価でお得感のあるものでは次のようなものがあります。

 

 

ただし,シリコーンが単層なので防音効果は弱くなります。隙間を無くすことによる、冷暖房効率アップ,虫の侵入防止には有効だと言えます。

 

使ってみた感想

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外観

 外観はこんな感じです。なんとなくイメージで,ひらべった棒状のものが届くと思っていたので,折り曲げられていて少し意外でした。

 長さは1mあります。扉が75cmなので,25cmくらい余ることになりますね。

たいていの幅のドア1枚分には適用可能です。

 

次が開封した様子です。

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開封後

 これを我が家のテレワーク用の仕事部屋のドアに取り付けていきます。

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我が家のテレワーク用の部屋のドア

 ドア下部への取り付けは簡単です。まず接着されるドアの下部分をウェットティッシュなどで拭き取ります。

赤いシール部分に接着剤がついていますので,次に赤いシールを取ります。

そして,まず片側だけでいいので高さを合わせてくっつけます。

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赤いテープを取り,まず片側の高さを合わせる

 接着材ですが,一度着けたら二度と取れなくなるような強力なものではないので,安心して取り外しできます。ですので位置合わせに集中してください。

 

 高さの調整ですが,実際にドアの開け閉めをしてみて稼働に支障がない一番低い位置にするのがオススメです。具体的な高さは床の材質や,ドアと床のギャップによって変わってきますので,ドアの開け閉めをして調整してみてください。

 

 次にテープの張り具合を調整しながら,右の方も高さを合わせてくっつけます。するとテープの切る位置も分かってきます。

切りやすいようにまた右側を少し剥がして,慎重に真っすぐにテープ切っていきます。

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着けて剥がしての高さ合わせ中(もちろん1発で合えば越したことは無いです・・)

  テープは意外と柔らかくスルスル切れますので,写真のようにくっつけたままの状態で切ってもキレイに切れました。

 最終的に,次のように仕上がりました。なかなかキレに貼れたし,不要部分をちょうど良くカットできたと思います。トータル5分もかからず,あっという間に設置できました!!

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完成!!

使ってみた感想

 効果は意外とすぐに実感できました。

 隙間テープをつけたドアのある部屋は2階にあるのですが,『隙間テープ』設置後のドアを閉めた瞬間,1階の様子が良い意味で急に分かりずらくなりました。

実際,家族からの必要な呼びかけにすら、これまでの声量だと気づかないこともありそうです(笑)。

それぐらい,明らかに静かになった,隔離された感を感じることができました。

また,隙間がなくなったので当然ですが,冷暖房効率も上がるはずです。

ドア1枚当たり1,000円ちょいくらいですので,とてもいい買い物ができたと思っています。

ポイント

ドア下隙間テープは簡単・安価に,防音・断熱効果を感じられる商品でした!

まとめ

  今回は前回の記事に引き続き,部屋の防音性を引き上げるためにドアに『隙間テープ』を適用してみました。その結果,予想以上の効果を上げることができました。かなりおすすめですので,是非お試しください!