今回は家の中に古くからあった介護用の電動ベッドを処分するにあたり,なんとか苦労して解体しましたので記事にしてみました。電動ベッドは内蔵のモータがかなり重量物であり,これを支えるための骨組みがスチール製であることが多く,総重量は70kgくらいあります。正直これまで解体したこともある通常ベッドの比にならないくらい大変でしたのでご覧ください。。
解体前
まずこちらが解体前の状態です。ベッドの骨組みはスチール製で骨組みだけで25kgくらいあります。また,頭と足元にある木製の板がそれぞれ5kgくらい,モータ部分が約15kg,マットレスも20kgと,全て足すと70kgくらいあります。到底,素人1~2人で運べる重さではありません。
電動ベッドなので,まずは安全のため電源を抜きます。
解体作業
次に,ベッド足元の板を取り外していきます。ねじ止めされているだけなので,簡単です。電動工具があると便利かと思います。
足元の板を取り外せました。次にマットレスを移動します。このような状態になります。
マットレスの処分についてはこちらの記事を参照ください。残ったベッドのフレームは別途,大型粗大ゴミとして処分が必要です。giron.hateblo.jp
ダークブラウンの布が張り付いている電動ベッドの可動部分はこのようになっています。左側の黒い接続部分が可動でベッドの頭の部分が上下に動かせるようになっています。
次の写真が可動させるモータです。モータだけで15kgあり,外さないと運べません。
結局,このモータという重量物があるから骨組みもスチール製のしっかりしたものである必要があるのですね。
さすが重量物だけあって,何か所もねじ止めされており,取り外しも大変です。
ようやくモータ部分を取り外せました。
次に頭の部分の板を外していきます。
ついに,スチールの骨組みと足だけの状態になりました。
少しでも軽く,運びやすくするため,横倒しにして,足を取り外していきます。
ようやく4本の足を取り外せました。ダークブラウンの布が張り付いている電動ベッドの可動部分は,骨組みと溶接されて一体になっていて取り外せませんでした。また,スチールの骨組みも,ネジ止めでなく溶接されていたのでこれ以上の分解は諦めました。
解体後
処分方法ですが,この骨組み部分だけでなく,取り外した木製の板,モーター部分をセットで「ベッドフレーム」として,大型粗大ゴミとして処分が可能です。
この状態でも25kgあり,かつ長さ2m,幅90cmと運びにくいので,角部に全てプチプチをつけて慎重に玄関前まで運びました。そして,指定日に自治体に引き取って貰いました。処分費用は1式で1,200円(自治体により異なります)です。
まとめ
今回は家に古くからあった介護用の70kg級の電動ベッドの解体について記事にしてみました。高齢化社会で今後の日本社会では何かとこのような機会も増えると思いますので,この記事が参考になれば幸いです。