江のブログ

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落ち込んだ気分をなるべく早く立て直す方法5選~そもそも落ち込まないことの重要性と落ちてしまったときの対処法

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 こんばんは,えの吉です。何か,仕事で失敗した,人に傷つくこと言われた,人に嫌われた,などいろいろな原因で嫌な気分になった末に1日がまるまる台無しになった(と感じるくらいパフォーマンスが落ちたと感じる)ことはないでしょうか。また,その落ちた気分をなかなか立て直せず,翌日にも多大な影響が出てしまったという経験はないでしょうか?

 

1.そもそも落ち込まないことが重要

 不思議なもので,原因となるネガティブなことがあると,嫌な方に気分が徐々に変化していくというより,心の許容値というか閾値を超えることで突然,心身に影響が出て,異様に疲れたり,やる気がなくなったり,思考力や判断力など本来からは程遠いパフォーマンスしか出せなくなったり,すると思います。「あ~~,今日はダメだ。。こんなじゃ今日は何をやってもうまくいかない。。。」と感じてしまうような日です。とはいえ,社会生活をしていれば,こういったことは誰にでも起きることとも言えます。

 

 しかしその影響の及ぶ範囲や期間(時間)は人によって様々です。例えば感受性の高い人は,年に1/4くらいは嫌な気分になっているかもしれません。それを翌日まで引きづることで,嫌な気分の日がさらに2倍になり,年の半分を嫌な気分で過ごし日々の生活で本来のパフォーマンスを発揮できなくなっているかもしれません。

 

 一方,気分が落ちることに耐性がある人は,嫌な気分になる頻度は前の例の半分で,年に1/8程度かもしれません。週1回あるかないかです。さらに,切り替えが早ければその日内に消化することで,本来の自分でいられなくなる時間を同じ年1/8の頻度で食い止めることができるかもしれません。つまり,同じ嫌なことがあった場合でも,前者に対して後者は,1/4のダメージで済み,年間での生産性が全然違ってきます。

 

 つまり何か嫌なことがあったときでも,いい意味で「鈍感」で①そもそも気分を落ちないこと,また②早いタイミングで気持ちを立て直すこと(翌日まで引きづらないなど)がとても重要です。前者についてはなるべく気分が落ちる頻度を減らす,後者については少なくとも1日寝たら切り替え完了しておきたいものです。

 そこで,次のコーナーでは気分が落ちたときの被害を最小限に食い止めるための具体的な方法について書きたいと思います。

ポイント

気分が落ち込むことで生産性が落ち,ミスが増える。その被害は甚大!

 

2.落ち込んだ後に気持ちを立て直す方法5つ

①やるべきことを思い出す

 今最もやるべきことが何なのかを思い出します。気持ちが落ちたきっかけである,失敗や,人に言われた一言,が雑念となって本来やるべきことを忘れさせようとします。しかし,意識を無理やりでも本来やるべきことに向けて,行動を起こします。「やるべきこと」とは,あるときは,その嫌なことと無関係の毎日の仕事を坦々とこなすことかもしれませんし,あるときは,その嫌なことの原因を真正面から解決するための行動かもしれません。少なくとも今やるべきことは,嫌なことを反芻して,頭の中でぐるぐる回すことではありません。嫌なことを反芻して,頭の中でぐるぐる回すことで,そのことを記憶に定着し,気分の立て直しが益々困難となります。

②過去の似た事例を思い出す

 過去の嫌なことを思い返してみます。これは何も嫌なことを思い出して,さらに気持ちを落とそうということではもちろんありません。過去の類似の失敗経験,人に嫌われた経験,怒られた経験,はなかったかということを冷静に思い出してみます。過去を掘り返してみると,今現在起きている失敗や辛いことより,数段きつかった経験があると思います。それは乗り切れないで今に至っているでしょうか。そんなはずはありません。今,努力して一生懸命生きようとしているということは,過去の辛い経験を克服した上で,今ここに至っているということだと思います。そして今また,類似の辛い経験がやってきているというだけです。つまり,過去の焼き直しの経験が今やってきているだけ,とも言えます。「現在起きている事象」と解決済であるはずの「過去の事象」を同じテーブルに載せて考えることで,今起きていることを客観視することができます。

 まずはその事実を冷静に認識しましょう。次に,その原因に対処することに集中しましょう。繰り返しになりますが,落ちた気持ちを回復させるのは,自分自身がこれまで何度も経験し,最終的には克服してきたことです。

ポイント

これまでも今以上の苦難を複数乗り越えてきたことを思い出そう!

 

③敢えて寝ない

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 気分が落ちると寝れなくなることもあると思います。こういった場合,あえて寝ないことも手です。

 睡眠により記憶が定着しやすくなる,ということを聞いたことがある方もいると思います。ということは,寝ないことで,嫌なことを脳に定着させないでおくことができます。そしてどうせ寝ないのであれば,本来やるべきことをやりましょう。特になければ自己啓発のための本でもいいです。ブログを書いてもいいでしょう。何か有益なことに時間を使いましょう。そうすることで,気分が落ちることの最大の悪影響であった,「パフォーマンスが落ちる」といったことに対して,アウトプットを取り返すことができます。

④気分転換をする

 これはありきたりなので最初にはもってこなかったのですが,ありきたりなだけにやはり重要です。体を動かす、好きな音楽を聴く,友人と話す,好きなものを食べる,瞑想する,お笑いなど好きな動画を見る,などいくらでもありますが,気持ちを立て直すのに必要なことは,気分が晴れるまで全てやりましょう。兎に角,気分が落ちたことでドブに捨てる時間を減らすには,早く気分を立て直すしかありません。そのためにやれることは全部やって,気持ちだけでも立て直しましょう。そして,次のステップとしてリアルな問題の対処に集中します。

 ところで①②は心の持ち方だが③については,「これらの対策自体に時間がとられるではないか」ということに気づかれる方もいるかもしれません。が,それぐらいに冷静になっていれば,今の辛さは乗り越えることができるでしょう。

⑤人生を逆算して考える

 落ち込んだときは,直近で起きた不愉快なことに心を支配されがちです。しかし,こことで人生を広く,そして長く捉えてみてはいかがでしょうか?人生は言うまでもなく有限です。そして人間は死ねば無となります。

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 落ち込むことで人生の中のこの貴重な時間の生産性を落とすことは,とてももったいないことです。むしろ,落ち込むことによる最大の実害は,時間を失うことにあると思います。このように考えると,自然と「ネガティブな思いに耽っている場合ではない!」と自分を奮い立たせる気分が湧いてくるのではないでしょうか?

ポイント

気分が落ち込むことによる害は無数にあり,益は1つもない。課題の解決に全力を注ごう!

3.まとめ

 今回は,気持ちが落ちることの悪影響と,落ちた気分を立て直す方法について記事にしてみました。嫌なことを忘れる技術的な方法について下記記事にて扱っていますので,併せて読むことをおすすめします。

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