こんばんは,えの吉です。今回は,最近買った家電の中で,珍しく個人的な大ヒットだった,ロボット掃除機についてです。最近は,コロナ対応で在宅が多くなったこともあって,今では家に無くてはならない必需品になっていますが,少し前に買ったときはまずは「買うかどうか?」,次に「どれにするか?」本当に迷いました。
ルンバだけで22機種!!もあるみたいです(2020年4月現在)。メーカーも無数にあるので,簡単に選べる訳ありません。。自分は一番いいものを選びたかったので,網羅性の高い情報サイトを見てみたのですが,情報が多すぎて結局何がいいのか,さっぱり分かりませんでした。逆に,アマゾンなどのレビューを見ても,サクラが居そうなのはしょうがないにしても,高評価の理由がコスパなのか?絶対的に機能がいいのか?,主観的過ぎて良くわかりません。
しかし,いろいろ調べていくうちに,たくさんあるロボット掃除機の機種の中での大まかなカテゴリーと機能,さらに機種を選ぶポイントが分かってきました。
最終的には,自宅(戸建て)の1階,2階用にそれぞれ異なる1機種ずつ,計2機種を選びました。最初に機種名を行ってしまうと,変にバイアスがかかっても良くないので,まずは,ロボット掃除機の選び方について提案した後に,最後に実際に選んだ2機種と選択プロセスについて書いてみたいと思います。
同じ,在宅関係アイテムで話題の『宅トレ』用の健康・運動器具は下記記事にまとめています。是非ご覧ください。
初心者向けロボット掃除機の選び方
真面目な人がやりがちなミスとして,機種をたくさん調べるだけ調べてから探す方法です。いったん風呂敷を広げ過ぎてしますと,そこから探すのは大変です。一方,ちょっと調べて直観で買ってしまうのも,はずれを引くリスクが高いです。そこで,ステップバイステップで選択肢を絞り込んでいく,以下の手順で探してみてはいかがでしょうか?
①ブランド:ルンバかそれ以外かで選ぶ
やはりルンバはこの分野の草分け的な存在なので,機種も22機種(2020年4月現在)と豊富ですが,価格にブランド代が乗っていて高いです。ロボット掃除器をルンバと呼ぶ人もいるくらいですから。ちょうどスマホをアイフォンを呼ぶ人がいるのと同じです。
そこで,まず最初のステップとして,ルンバか非ルンバを選びましょう。ルンバブランドが好きな方はルンバ,それ以外の方は非ルンバにしましょう。前者のルンバだけから選ぶなら,選択肢が限られるので,機能(SLAM(以下で説明),ネットワーク接続)をちょっと調べれば比較的容易に決まるはずです。後者の非ルンバの場合は,まだ絞れてないので②に進みます。
②掃除する場所の地形
狭い場所(25cm以上,30cm以下)を掃除するのが第一優先なら,現状(2020年4月)国産のPanasonicのルーロミニか,日立のミニマルシリーズしかありません。一方,リビングなど広範囲を掃除するなら,これらの機種では効率が悪く,向きません。ここは,掃除する範囲が狭いなら国産2機種,広いならそれ以外で決めてしまいます。
ちなみに小型の国産機の場合,格安機より1~2万円は高く,3~5万はします。
③機能:SLAM有か無か
SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)は自己位置推定とマッピングの同時実行,を意味します。要は,レーダーなどを使って掃除機本体の位置を推定・確認しつつ,部屋をマッピングして効率良く部屋を掃除するというものです。これにより,短時間に掃除を終わらせられます。掃除の所要時間のだいたいの目安ですが,SLAM無で2h程度,SLAM有で1h程度です。
このSLAM機能がつくと,高性能機プレミアムも乗っかって,だいたい本体価格が2~3万ほど高くなります。ここが一つ判断のポイントになります。
ちなみに,最初にロボット掃除機を購入する際に個人的に気になっていたのが,少し家の間取りが複雑になると,SLAMなしではホーム(充電ドック)に自力で帰還できないのではないか?という不安でした。結果をいってしまいますと,SLAMなしでも,ホーム帰還時は壁を伝って移動するので,よほど間取りが複雑だったり,地形に問題なければ,SLAM無でホームに帰還できます。
ですので,下記SLAMのポイントを見て,導入の目的との兼ね合いで要否を判断します。SLAM有で決めるなら,各メーカ機種は1~2種類しかないので容易に選べると思います。
- SLAMメリット:掃除時間短縮(2h⇒1h)
- SLAMデメリット:値段高い(+2~3万),レーダー部分が飛び出て本体高さが2cm程度増す(場合によっては引っ掛かり掃除の邪魔)
④価格帯を選ぶ
国産か格安機を,ブランドおよび価格の観点から選択します。機能はもはや両者かわらないです。
国産なら,Panasonicのルーロか日立のミニマルの2択。価格帯は、大体3万(ローエンド)から8万(ハイエンド)といったところです。格安機にするなら,選択はIlife(アイライフ),EcovacsのDEEBOT,AnkerのEufyの3択です。いずれも評価が高い3メーカです。他にも候補は無数にありますが,高評価TOPメーカが3つもあれば(またそれぞれのメーカが何台も機種をもっていますし),数としては十分だと思います。価格帯ですが、大体1.5万から2.5万といったところです。
あとは,ネットワーク機能(外出中に掃除の開始ができ,本体のステータス(掃除中,充電中,トラブル発生)が分かる)のありなし,吸い込み性能,水拭き機能があるかないかなどで選べばよいと思います。
以上の順番とプロセスでロボット掃除機の機種選びを検討することで,精度よく短時間に選択できると思います。ちなみに,最近の格安機(中華系が多い)は値段だけでなく,機能もかなり良くなっていて,家電評価で有名なモノクロ2019年7月では,ルンバや国産メーカーとの比較の中,下記中華性ロボット掃除機が総合1位になっていました。
自分が選んだ2機種と選択プロセス
我が家は1戸建てで,1Fはリビングがあり広いスペースの掃除が必要です。一方,2Fは部屋数が多く,少し入り組んだ構造となっています。また,子供が小さいのでまだあまり使っていない場所です。
最終的に自分が選んだ機種は次の2つです。
・メーカ:Auker, 機種名:Eufy C15(1F用)
・メーカ:Panasonic, 機種名:ルーロ ミニ MC-RSC10(2F用)
1F用にAuker Eufy C15を選んだ理由
①ルンバに拘り有り?無し?⇒無:非ルンバに絞る
②掃除する場所は?⇒狭いところ無いため,国産小型2機種は不要。格安機に絞る(非ルンバ,非国産小型2機種)
③SLAM有か無か?⇒外出中の掃除を想定,掃除に2hくらいかかっても問題なしのため,SLAM『無』を選択(非ルンバ,SLAM無,非国産小型2機種)
④細かい機能⇒外出中の掃除想定のため,外出中に掃除の開始ができ,本体のステータス(掃除中,充電中,トラブル発生)が分かるネットワーク機能『必要』,水拭き機能『不要』。あとは格安3機種(Ilife(アイライフ),EcovacsのDEEBOT,Anker Eufy)の中から,デザインとネットワークの安定性を選んでAnkerのEufy 15Cを選びました。
2F用にPanasonic ルーロ ミニを選んだ理由
①ルンバに拘り有り?無し?⇒無:非ルンバに絞る
②掃除する場所は?⇒トイレの便座の両脇に26cmくらいのスペースあり,小型でないと対応不可。国産に小型2機種絞り,より評価の高いルーロミニを選択
という具合です。ルーロミニについては,トイレ便座脇の狭スペースの掃除の様子を動画で紹介します。トイレの24時間空調でゴミを吸い込んで溜まる場所だったので,狙った通りに掃除してくれて大満足です!
パナソニック MC-RSC10-W ロボット掃除機 RULO mini(ルーロ ミニ) 動作検証②:狭い隙間の掃除
近々,最終的に選んだ2機種の詳しめのレビューもやれたらと思っています。
まとめ
今回はロボット掃除機の初心者が迷う,メーカ,機種のシンプルな選び方についてご初回しました。結果的に,買った2機種ともに大満足です。個人的には,最初からこのやり方でやっていれば,すぐ決まったと思っていますし,また,次回買い替えるときも容易に選べると思っています。(もしかしたら数年後にはロボット掃除機業界の情勢が全く変わってるかもしれませんが。。)
記事を最後まで読んで頂いてありがとうございました!