アドセンスは世界でも最もよく知られている広告サービスです。収益性も高く,単価も他のクリック型広告より2倍近く高いです。しかし問題は,他のサービスより厳しい審査です。コツが分かれば審査落ちずに簡単に合格できますが,最低限のルールを知らないで不合格になると,初心者は焦ったり,落ち込んだりしてしまうものです。
ここでは,初心者が陥りがちな10の間違いについて紹介します。次の,これらに注意すれば,ストレスをためることなく,計画的にアドセンスのサービスを気持ちよく始められると思います。
①サイトが新しすぎる
正直,初心者だけでなく中級者も陥りやすい最大のミスと思われます。いろいろなアドセンス合格体験記が乱立して,かつそれらの内容に必ずしも一貫性がないことも原因だと思います。一貫性がないため,不合格後に読んでも結局何が効いたのか良くわからず,さらに混乱。一応対策して申請して,しばらく待ってようやく通知が来たがまたも不合格で絶望感を味わう,というものです。私自身も経験しました。
アドセンス合格体験記およびそこで紹介される審査合格法は,情報が古かったり、個人の体験・経験ベースのものが多いです。
兎に角,必要な十分なコンテンツをアップした,しないに関わらず,1カ月は待つようにしましょう。グーグル目線で見ると,立ち上げてから1カ月も経たない,コピーやリライトしたサイトで,お金を儲けてすぐに逃げ去るようなサイトは認めたくないですよね。実際全くそのような内容でなくても,立ち上げてすぐのサイトはグーグルとしても承認するリスクが高いということです。広告ビジネスは,少ないお金を継続的に受け取ることで大きな収益を得られるので,長期レンジで収益を上げてくれるサイトを望んでいるのは明らかです。
ですので,辛抱強く待ちましょう。これは,無料ブログをやっていて,独自ドメインを取得した場合(アドセンスで合格済の無料ブログと同じコンテンツの独自ドメインサイトでなぜか不合格になるなどのケース→私です。。)でも同じです。
②コンテンツが少ない
コンテンツが少なすぎると審査に通りません。これは,グーグル視点で見れば当然です。コンテンツ,ページが少なければ,表示して貰える広告の数も限られます。また作りかけのようなコンテンツのサイトでは,自分の顧客である企業のイメージを下げる可能性があります。そのようなサイトとは一緒に仕事したくないのは当然ですよね。
③コンテンツのクオリティが低い
グーグルからしたら,自分の顧客である企業のイメージを下げる可能性のある低クオリティのコンテンツのサイトとは一緒に仕事したくないですよね。ですので,いくらページ数があっても,それぞれのページのクオリティが低ければ即不合格となります。公序良俗に反する内容も当然NGです。ですので,コンテンツを作成する際は,できるだけ質の高い,読者の役に立つコンテンツ,それも幅の広い読者層に届くようにする必要あるでしょう。ここに関しては,近道はありません。
④コピーライト違反
気づかずに使っている著作権に抵触する画像や動画は使っていないでしょうか?グーグルとしても,そのような著作権に無頓着なユーザーを合格にはしたくないはずです。審査前は特に慎重になる必要があるでしょう。
⑤プライバシーポリシーがない
皆さんご存じのようにグーグルは,世界中の人たちの個人情報を握って,多大な利益を上げています。そのため,その管理の確実性についてはいつも批判をされ,そのことについて真剣に考え,対策をしています。同様のことを,アドセンスを含めたユーザー側にも求めています。従って,プライバシーポリシーは必須の要件となります。
やみくもにいろいろ試すより,グーグル目線になってやり方を見直してみましょう
⑥問い合わせページがない
これはかならずしも必須ではないです。現に,私自身は、2019年12月に申請した土岐は,問い合わせページはありませんでしたが,問題なく合格できました。が,個人情報への意識が高いグーグルですから,プライバシーポリシーと同様,対応しておいた方が安全でしょう。
⑦他の広告サービスを利用
アドセンス側は他の広告サービスと競合したくありません。そうすることで,折角広告を載せても,他の広告に気を取られたり,クリックして貰えないことになります。上の方に書いた,クオリティーが低いのと同じことです。であれば,少なくとも審査のときは他の広告を外しましょう。
⑧サーバーダウン
これもグーグル目線になれば,サーバーが時々ダウンしているような不安定なサイトはそれだけ広告収益をあげる確率が減るわけですから,当然好むはずがありません。サーバーレンタルするときは,安定なものを選びましょう。
⑨18歳以下
未成年の利用は禁じられています。ですので,アカウント登録した際に生年月日を入れると場合があると思いますが,そこで実際の情報を与えたくないと,むやみやたらと最近の日付を入力していると,18歳以下となり,これが影響して不合格になるかもしれません。
⑩アカウントを以前にバンされたことがある
ブラックリスト載っているということです。この場合は,自動的に不合格になるようです。一般社会に置き換えてもそうです。一度,前科を負ったものは,なかなかそれを払拭して社会復帰するのは難しくなります。この場合は期間をおいて,もう一度新しいアカウントを作り直すか,諦めるしかないでしょう。
仮にすぐにアドセンス通過しても,サイトが新しく内容が充実してなければ殆ど収益が生まれません。内容が充実して(100記事目安),「実際に収益が生まれる段階が受かればいいや」という気楽な気持ちで審査に望むのも手です。
まとめ
以上のことを頭にいれてアドセンス広告を申請してみてください。申請する前に,それぞれの要件に合っているか確認してみてください。もし申請して落ちたら,今回の
10の項目を見て,何が足りなかったの考えて、対策してください。
グーグルが課しているより詳細なルールは以下にあります。
こちらも併せて参照ください。