江のブログ

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【島忠シモンズ マットレスの種類・比較】自分に合う最高のマットレスを購入し,1カ月使ってみた感想

 今回は,最高の眠りを求めて探した島忠×シモンズ(Simmons)のマットレスの種類とシモンズカタログ品との違い,さらにオススメ品の紹介と,いろいろ悩んで最終的に購入したマットレスで実際寝てみた感想,など盛りだくさんの内容を記事にしました。

 アラフォー(40ちょい)の節目で,15年以上使ったネット購入したマットレスを買い換えようと決意(詳しい理由は後ほど)。買い換えると決まったら,休日はもちろん,平日も仕事を早く切り上げて家具店をはしごしてマットレス探しをする日々。2020年10月から11月下旬までの1ヶ月半後にようやくマットレスを決めることができました。

 訪問した家具店は,島忠ホームズ,大正堂,村内家具,オーケー(村内系),その他横浜で開催された家具の展示会に2回も参加しました。島忠だけで3支店,大正堂は2支店,他1回ずつ。島忠は同じ支店に何度も訪問したので,延べ10回以上は家具店を訪問し,何度も試寝してきました。

 今回はマットレスを決めるまでの過程と,実際にシモンズのマットレス使ってみての感想を紹介します。

 

「マットレスって重要だよね」という気づき

 ネットで購入したマットレス(ドイツのMusterring社製)も15年も経過し,買い換えを検討し始めたある日,ふと思いました。マットレスの寿命は一般的に10年,そして現在,自分は40歳ちょい。。

あと10年経てば50歳ちょいということで,今後10年というのは,会社での自分の立ち位置を決める重要な時期(今でもだいたい悪い意味で決まってますが・・・),広く捉えて仕事人としての自分の成否に大きくかかわってくる10年と思いました。

そんな重要なこれからの10年間を,これまでのと同じように過ごしていいのか?アラフォーになって明らかに熟睡率が低下している今日この頃。年齢だけでなくテレワークの影響で,体を動かさなくなった影響もあるのかもしれない。イマイチよく眠れない日があると,朝からやる気が出ず,なんとかやり過ごす日常。。

もしマットレスという道具一つで睡眠の質が改善されて,日々の活力が10%でも,いや1%でも増やすことができれば,自分が望むキャリアに近づけるのではないか。

日々のパフォーマンスを上げる努力は,少なくとも寝具についてはやり尽くしたと後悔しないで済むのではないか?と思いました。

 

 前置きが長くなりましたが,今回のマットレス選びでは,ある程度予算は度外視して,現時点で自分が選べる最高のマットレスを買おうと思った次第です。30~40代の方には共感できる部分もあるのではないでしょうか?

ポイント

寝具は毎日1/3の時間を過ごし,日々のパフォーマンスに影響する唯一の家具と言っていいので,お金をかけましょう

島忠のシモンズ マットレスに決めた理由

 冒頭にも書きましたが,島忠ホームズ,大正堂,村内家具,オーケー(村内系)などの家具店には20回以上訪問しました。

 また,その他横浜周辺で開催された家具の大きな展示会に4回も参加しました。

 今回,島忠×シモンズだけでなく,シモンズカタログ品,サータ,シーリー,日本ベッド,フランスベッド等々,100種類以上のベッド試してきました。

 

その中で、島忠にマットレスに行き着いた理由は何でしょうか?

 

 一番大きな理由は,いろいろ試した中で島忠×シモンズの今回購入した「エッセンシャルスマートSF」が,個人的に寝心地がトップクラスであったからです(理由は後で詳しく書きます)。

 

2つ目の理由は,この後でてきますが,ラインナップが充実していて選択の幅が適度に広かったことがあります。

島忠のシモンズは,所謂島忠オリジナル品と呼ばれるもので,シモンズのこちらも所謂カタログ品とは異なります。つまり,肝となるポケットコイルの部分はシモンズのまま,それ以外の詰め物や生地を島忠で設計して,シモンズが生産している商品です。 

 

 シモンズのカタログ品は,あとで出てきますが一番の普及品のマットレスですら,定価で20万程度し,かつ種類は柔らかめと高めの2種類しかありません。あとはピロートップがついているかいないかの差です。

 

 島忠×シモンズは,価格帯も10万以下から20万以上まで幅広い15種類あまりのラインナップから選べ,かつそれぞれの個性がはっきりとしていて選びやすかったというのはあります。

ポイント

『島忠オリジナル商品』とは,コイル部分は「シモンズ」のまま,詰め物や生地を「島忠」が設計して「シモンズ」が生産した商品。種類は,オリジナル商品が圧倒的に豊富で選びやすい(自分に合った商品が見つかり易い)!

エッセンシャルスマートSFを選んだ理由

島忠×シモンズマットレスのラインナップ

  タイトトップ ユーロトップ
番号
品名 GVスイートECO NFスイートECO EXHスイートECO エグゼクティブ ミディアム エグゼクティブ ソフト GVスイートユーロトップ NFスイートユーロトップ エッセンシャルスマートミディアム エッセンシャルスマートソフト エッセシャルブラック
型式 AB15S09 AB15S08 AB17S17 AB20S01 AB20S02 AB17S15 AB17S14 AB17S16 AB17S01 AB18S19/20
柔らかさ ミディアム ミディアム ソフト ハード ミディアム ミディアム ソフト ミディアム ソフト ソフト ミディアム ソフト ミディアム/ソフト
コイル線径 1.9mm 1.7mm 2.1+1.9mm 1.9mm 1.7mm 1.9mm 1.7mm 1.2mm 1.7mm 1.9mm
厚み 27.5cm 27.5cm 27.5cm 32cm 32cm 27.5cm 27.5cm 28cm 28cm 36cm
シングル税込 104,000 104,000 104,000 137,500 137,500 126,500 126,500 152,900 152,900 220,000
セミダブル税込 115,000 115,000 115,000 148,500 148,500 137,500 137,500 163,900 163,900 242,000
ダブル税込 137,500 137,500 137,500 170,500 170,500 159,500 159,500 185,900 185,900 264,000

 

 この一覧にあるのは,島忠のシモンズの全ラインナップ15(この一覧ではAB18S19/20を統合しているので正確には16)のうち10商品です。

右に行くについてランクが上がりますが,今回の表では,中級より下のランクの5商品は省いたものになっています。その理由は,今回は最高のマットレスを探すのが目的だからです。

 

 それでも10種類以上ある上に,いろいろ略語があって訳が分からないと思います。

まず,略語『GV』,『NF』,『EXH』はそれぞれ『ゴールデンバリュー(Golden Value)』,『ニューフィット(New Fit)』,そして『エキストラハード(Extra Hard)』の略です。

 

 まずマットレスで重要なのが『柔らかさ』です。表にありますように,シモンズのマットレスに使われてるポケットコイルの主な線径(コイルの断面の直径)は3種類あり,これで『柔らかさ』をコントロールします。

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ポケットコイルの外観  出典:島忠HP

ニューフィット(NF)は細めの1.7mmで少し柔らかめの寝心地。

ゴールデンバリュー(GV)は,1.9mmで標準的な硬さです。

エキストラハードは(EXH),2.1mmで固めの寝心地となってます。

 

 表をみてみると,NFはソフトかミディアムソフト,GVはミディアムかミディアムソフト,EXHはハードとなっていることが確認できます。

 

 これらの違いは,実際に試寝してみると良く分かります。

 しっかり支えてくれる硬めのゴールデンバリューは,ほとんど沈まずにしっかりとした寝心地があります。

それに対して,ニューフィットはゆっくりと体が沈み,ソフトでありながら,最終的にしっかりと体を支えてくれる感覚があります。これまでの煎餅布団や,安物のマットレスとの差をはっきりと感じられるタイプです。

エクストラハードについては,固すぎて寝心地が良いとは思えませんでした。

 

安定のゴールデンバリューを選ぶか,新境地のソフトなニューフィットを選ぶかですが,今回は自分の直感を信じて最高のマットレスを選ぶという方針だったので,迷わずソフトなニューフィットを選びました。

売れ筋はスイートECOシリーズ(①~③)

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スイートECO(NF) 出典:島忠HP


 店員さんによると,一番の売れ筋は表の一番左(①~③)にある,『スイートECO(プレミアム)』シリーズだそうです。

 

 なるほど試寝してみると,安めの値段の割にしっかりと包み込む感じも得られます。希望が『柔らかめ』に傾いていたこともあって,NFスイートECOシリーズで1番柔らかい②ミディアムソフトを候補に入れました。

(⇒①③はミディアム、ハードのため今回は見送り)

 

 ④⑤は,シモンズのカタログ品のGV(ゴールデンバリュー),NF(ニューフィット)のワンランク上の上の商品である,エグゼクティブGV,エグゼクティブNFのポケットコイル(通常の17cmでなく巻き数を増やした19cmのコイル)を使った島忠オリジナル商品です。その分,マットレスが32cmと厚いです。 

 カタログ品を試したことがない(店にあるのをみたことがない)ので何とも言えないですが,個人的にスイートECOシリーズに対して値段が上がるだけの価値は感じませんでした。(⇒このシリーズ④⑤は見送り)

 

ユーロトップ仕様を見てみる!(⑥~⑩)~ピロートップとの違い

 次に,ユーロトップ仕様の⑥~⑩についてです。

 ユーロトップとは,詰め物を入れたクッション部分を別づくりして,マットレスに縫い付けるのがピロートップであるのに対して,ユーロトップは別づくりしたクッション部分のマットレスの端で縫い付けた仕様です。詳細は下図およびリンク先を参照ください。

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ユーロトップの説明 出典:島忠HP

 ユーロトップは全体的に柔らかめではありすが,その中でも今回はニューフィット(NF)系の柔らかいタイプを指向しました。

実際に全て店舗で寝てみた上で,シリーズの中でもソフトな⑦⑨を候補に入れました。

⑩はさすがに値段が高すぎるし,個人的にそれに見合った寝心地の良さも感じませんでした。(⇒ミディアムの⑥⑧,値段が高過ぎる⑩を見送り)

 

という訳で候補は②⑦⑨となりました。

最終的に選んだエッセンシャルスマートSF

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エッセンシャルスマートSF 出典:島忠HP


 今回訪問した10以上の家具店で店員さんに聞いてみて共通していたのが,1番寝心地がいいと言われているのは,シモンズのカタログ品である,ニューフィット(NF)ピロートップタイプ』だということです。

 

 自分も何度も試寝してみて,さすがの寝心地だと思いました。ソフトに包み込む感じがありながら,むやみに体が沈み込むのではなく,しっかりで支えられている感覚。中級以下のただ柔らかいベッドにありがちな,腰のところが沈み込む感じが全くありません。

 しかし,お値段もダブルサイズで税込み275,000円(定価)もします。。ちなみに,寝心地で劣る,ピロートップでないものでも,税込みの209,000円(定価)です。ただ,シモンズカタログ品は店頭で15%オフされるのが一般的なので,177,650円となりますが,それでも島忠オリジナル①~⑦より高価です。理由は,もちろん詰め物,生地の品質の他,ブランド料も乗っかっていると考えられます。

 

 今回,自分が⑨のユーロトップ仕様の『エッセンシャルスマートSF』を選んだのは,最強と言われるシモンズのカタログ品のピロートップタイプのニューフィット(NF)ピロートップに勝るとも劣らない寝心地の良さがあったからでした。

 

『ソフトに包み込む感じがありながら,むやみに体が沈み込むのではなく,しっかりで支えられている感覚。柔らかいベッドにありがちな,腰のところが沈み込む感じが全くありません。』(再掲)

 

 その理由として,⑨はユーロトップ仕様(⑦も)であるだけでなく,島忠独自のスマートコイル(コイルの巻き方を変えたもの)を採用していること,詰め物もより上質なものを使っていること(⑦⑨の比較),ルーズフィット タック&ジャンプキルティング」といって,張地にゆとりを持たせることで,よりソフトな寝心地になっている(⑨のみの特徴)が挙げられます。

島忠マットレスで通常できない値下げをする方法

 性能的には,⑨のユーロトップ仕様の『エッセンシャルスマートSF』で決まりでした。

 しかし,島忠オリジナル品でありながら,シモンズのカタログ品のニューフィット(NF)(ピロートップでない通常タイプであるものの)より高価な唯一のマットレスであったため,その価格に悩みました。

 また,島忠では通常,マットレスの値引きは一切受け付けていません

 が,こちらの記事で書いたある方法使って,10%オフできたのでこちらをついに⑨のユーロトップ仕様の『エッセンシャルスマートSF』購入することになりました!!

giron.hateblo.jp

 

実際に寝てみた感想

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島忠×シモンズ エッセンシャルスマートSF

 こちらが我が家の2階の寝室に設置した様子です。ダブルサイズなので設置のときは業者さんが大変そうでしたが,なんとか2階に運んで,最後は梱包してた袋から『スルスルッストン』という形で見事な技でベッドフレームに収めてくれました。古いマットレスの処分については,こちらの記事をご覧ください。

 ちなみにベッドフレームはIKEAで3年前に買ったものです。個人的にそこそこ高級感もあって気に入っています。

 

 また,右に退けている掛け布団は,このマットレスと同時期に購入した西川のグースダウン(95%)1.2kgのものです。こちらもフカフカでボリュームがあり,気に入ってます。

 

 

シモンズのベッドで寝るようになって一番変わったのが,朝まで熟睡できるようになったことです。これは,ソフトなベッドになることで,夜無意識で寝返りをうって横向きで寝る際の違和感が無くなったせいだと思っています。

また寝床についてから入眠するまでの速さも,明らかに早くなったと思います。

やっぱり寝床について気持ちいいなぁと思って入眠すると寝起きもいいようです。

その結果,寝床につくのが楽しみになりました。

つまり,良く寝れることにより日々の活力が増すだけでなく,日々の楽しみも新たにできたということです。

 これって小さなことのような,大きな変化だと思います。

こういった日々の積み重ねで毎日の生活や,人生も変わっていくんだなと思うと今後が楽しみであると同時に,何でもっと早く買わなかったんだろう,と思ってしまいました。

 マットレスは10年は持つらしいので,価格が20万だとしても1日50円ほどです。ケチって半額の10万のものにしても1日25円になるだけです。だったら,1日50円払って日々の活力と充実を優先した方がはるかにコスパはいいと思うのです。

 

 なので,自分のようなアラフォーじゃなく,若いうちから睡眠に関心を以って,余裕が出来たらある程度コストは度外視で自分にベストなマットレスを試してみると人生が変わるのではないかと思いました。

まとめ

 今回は,最高の眠りを求めてマットレス探しを始めた経緯,そこから島忠×シモンズの選択して,自分が最も満足するマットレスに行き着いた過程について詳しく記事にしてみました。マットレス選びの参考になれば幸いです。